読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日直地獄

小学校では事件が起きる

マルワカフーセンガム爆発しろ

1.あいつと目が合ってしまった。あああ、にやにやしながらこっちを見ている。横着に机に脚をのせ、ガムを膨らませながら。手下の二人がこっちにやってきた。ああ今日もまたよく分からん因縁をつけられるんだろうなあ。もういやだ。あいつのマルワカフーセンガム爆発しろ。


2.働き始め生活に余裕が出来た俺は、マルカワフーセンガムを大人買いすることに決めた。
早速60個口に放り込んでみた。
 プー。
 スー。
 フー。
割れない。弾けない。大量に含んでしまってはき出せない。息が出来ない。マルワカフーセンガム爆発しろ。


3.俺はマルカワフーセンガムが嫌いだった。唾液で溶けそうなほど柔らかいガムベース。すぐ失われる味。1箱4個入りの寂しさ。でも嫌いと言いながら子供の頃よく食べていた。おばあちゃんと駄菓子屋に行くと必ず買ってもらっていた。大きく膨らませて破裂させるとおばあちゃんはほがほが笑ってくれた。もう一度だけマルワカフーセンガム爆発しろ。


f:id:AirReader:20080602000103j:image
(タイトルはホッテントリメーカーによるものです)