東京MXで美味しんぼが週3でやっているので大変ありがたいというか、楽しく見ています。
食べ物のアニメなので給食カテゴリーに突っ込んではいるんだけど、あんまり食事の記憶はなくて、では何が記憶に残っているかと言えば、気違いがたくさん出てくるところで、その点を毎度はらはらしながら見ています。
今日の回(「豆腐の花」)では、結婚を間近に控えてとても愛し合っている外国人落語家と人気女性漫才師がいて、漫才師が過労で体調を崩すのですが、その病人の態度たるやそれはもうひどいもので、落語家が食欲を落とした漫才師のためにせっかくポタージュを作ってきてくれたのに、「そんな西洋の食い物なんぞ食えるか!」と皿をはたき落としてしまうのです。そのあまりの仕打ちに落語家がひどい!と大泣きすると、漫才師は「そんなつもりはなかった」と弁解するのですが、この弁解に関しては全く意味が分かりません。狂っています。
でも、よくよく考えてみると腹が減っているときはきっと誰でもイライラするし声を荒げてしまうこともあるだろうと思うので、そうも責められないなとは思っています。そういう意味で、まず最初に空腹のケアから入るアンパンマンは偉大だとおもいましたが、美味しんぼにはそのアンパンを拒絶する人物が多数出てくることも忘れてはいけないなと、世界を異にするところでの例示は難しいという思いを新たにしました。
- 作者: 雁屋哲,花咲アキラ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1985/03
- メディア: 単行本
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