風邪をひいて3日会社を休んだ。初日は喉が痛すぎて、つばを飲む度に激痛が走り、かといって飲まないと不意に飲み込んだ時にビッグウェーブが到来して悶絶する状態だった。しかし途中で、枕を首の辺りに置き、精神をしずめ体の活動を抑え意識を飛ばすことでつばを飲み込む動作を行わないようにすることに成功し、覚醒した際には喉の痛みが収まっており、事なきを得た。
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バイトで入社してから3/10でちょうど10年が経過した。会社に10年いれば自身も10歳歳をとっているのは当然なのだけど、驚く。連続の中に居て自分自身の変化は殆どないのではいかと思ってしまうけど、入社当時の社内グループウェアの日記を読むとなんだか素朴で不躾で、や、やっぱりだいぶ変わったな、という思いになる。今は、説明もしっかりしているし関係者への気配りもある。実際こうあるべきだとは思っているけど、臆病がこうさせている気もする。良いか悪いかでいえば良い方だと思う、が。そこそこの立場があるようになった今、バイトの当時の振る舞いをされてはたまらないだろうとは思うけど、当時は当時で狂った熱量があっていいよね、という思いもある。色々な思いがある。
次の10年。社内事情やシステムに詳しいからバリューがある、という感じにはなりたくないし、臆病がこじれないようにしたい。ネガティブに堕ちないようにするのも大事だけど、やっぱり面白いことをやっていきたい。そういう意味でこの10年でちょっとでもコードを書けるようになったのは良かったなあ。
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商売道具であるところのPCを自宅に忘れた。間抜けである。しかも、道中で気付いたのではない。会社の下でおにぎりを購入して、ビニール袋を机の上に置き、さてPCを電源に繋いでおにぎりを食べながらネットでも見ますか、とパソコンを鞄から取り出し…というところで気付いた。その直前まで鞄が存在していると思っていたのだ!
振り返るとこのようになった要因はたくさんあった。
- 生来の忘れ物を得意とする気質
- 会社への途中に用事があったこと
- そしてその用事に遅れそうだったこと
- 寒い
- 腹が減っていた
もともと持ち物への意識が弱く常人の2/3程度しか覚えていられないのに加え、用事とその遅れで1/3が占拠され、さらに寒さで1/3が占拠される。ここに会社のPCが入るスキマなどなかったのだ。用事が済んだあとのスペースは、「コンビニで飯を買おう」と「寒い」が無限に増殖していくだけで他に思考が生まれる隙間はない。
じゃりン子チエに、この事を見事に表現したエピソードがある。テツがヤクザの賭場に参加しているが既にビルが警察に包囲されている時に、チエちゃんがネガティブな発言をした時の婆さんの返し。
今回、死にたい、には至ることはなかったが「ひもじい」「寒い」が思考を奪うというのは合致している。今回の事案で悪かったのは寒さと空腹だったということで、暖をとったり家でご飯を食べたりなど再発防止策を進めていきたい。