日直地獄

小学校では事件が起きる

子供とLEGOで磁石迷路を作って遊ぶ

子供と遊ぶのに困ったら、LEGOで磁石迷路を作るのをおすすめする。
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作るのが手軽だし、アクションも多彩で楽しい、失敗しても改善が容易(切ったり貼ったりだとこうはいかない)、ゴミが出ない、と良いところしかない。また、刃物を使わないので安全だし、一旦遊ばせると子供が自分でコースを考えて作る方向に没頭し始めるので、親が楽というものいい。いいやつができると「これはむつかしいで〜〜」とか言いながら渡してきて楽しい。

作り方

  1. LEGOを用意する
  2. ネオジム磁石を2つ用意する。 100円ショップに売ってる。磁石に高さがある方がつかみやすく、裏から動かしやすいので、適している
  3. LEGOの板を磁石で挟む。裏の磁石を掴んで、裏から操作します
  4. 磁石が通る幅を確認し、LEGOで道を作る
  5. スタートとゴールを決める

おすすめギミック

ブラックボックス

コースの上に板をかぶせて中が見えないようにする。手触りで壁にぶつかったとか分岐がある、などを判別しながら進める必要がある。横にわざと隙間をあけて中の様子が見えるようにするのも楽しい。

立体

ネオジム磁石は1.5くらいの厚さまで磁力が届いた。これを利用すると、立体的なコースの作成も可能になる。最初はどうやって進むのか悩んでいたのがかわいかった。

一本橋

一本橋から落ちたら駄目というルールにして道を作る。磁石を正確にコントロールする必要があるので、ドキドキすること請け合い

凸凹

磁石なので、薄いプレート1段ならちょっと力を加えればの乗り越えられる。これを利用して凸凹道にするのも面白い

虫垂炎+回盲部炎で入院してた

入院してました。年末のクソ忙しい時期に。知見というものはほとんどないけど、

  • いつもと違う痛み、という直感は信じた方が良い
  • (京都府在住の)おとなも使える救急電話相談、救急安心センターきょうと(#7119)ができてた

は覚えておくと便利そう。

以下は記録です。

12月19日(土)

なんとなく胃が痛い。ストレスが結構溜まっていたので胃炎かなと思っていた。このときはそれほど深くは考えていなかった。

12月20日(日)

お腹全体が痛いような気がしてくる。激痛ではないが、経験したことのない(下痢等の痛みとは異なるという意味)痛み。でもまあ一晩経てば治るかも知れないから様子見でもいいかと思っている感じ。たまに背を伸ばすのが嫌で、前かがみになる感じの痛みが走る。

12月21日(月) 日中・夕方

一晩寝ても治らなかった。それなりにしんどかったし、めちゃめちゃ外しにくいMTGが午後からあったので、様子見として午前休にする。午後MTGで「なんかおかしくて、経験したことのない痛みなんですよねー」とか喋ってた。その表現は正鵠を得ていたと言える。MTG終了とともに退勤。

意外と飯は普通に食べられるし下痢もしていない状態。しかし熱が、19時頃に37.5度位まであがる。20時頃には38.1度まであがる。
発熱し、コロナだと良くないので別室で寝ていたところ、長男が子供が寂しいと言ってくる。経過を見るとコロナではないのではと思い寝室に移動する。次男はなぜかこんなタイミングだけめちゃめちゃ引っ付いてきて、腹部にダイブしてくる。ダイブされると痛みが走る。痛そうにしていると、頭をナデナデしてくれる。それがめちゃくちゃおもしろいんだけど笑うと腹が痛い。

12月21日(月) 夜

腹を触っていたところ、虫垂部分を押すと痛いということがわかってきた。インターネットにて虫垂炎の症状を見ると、これまでの経過とかなり酷似しており、虫垂炎の疑惑を強くする。

確証が欲しく、電話相談窓口がないか調べてみると、
令和2年10月1日から「救急安心センターきょうと(#7119)」が始まりました!
こういうのが始まっていた。子供の医療相談窓口(#8000)は知っていたが、こういうのがあると助かるので良かった。
僕の場合、電話でアドバイスが貰えるというわけではなくて、現在やっている病院の紹介で終わった。とはいえ、病院に電話相談をする際に、「ここで相談して紹介されました」と伝えられるので、自然なコミュニケーションのきっかけとして役に立ったなと思っている。

いくつか病院に電話したが、

  • 発熱しているので、時間外は受け付けられない(コロナの影響)
  • 症状からみて今対応できる人がいないので受け付けられない

などで多少難儀した。結局日赤の救急を受診することになった。タクシーに乗って病院にGO!

12月21日(月) そして病院へ

CT&造影剤

CTを一発撮影したが、患部がはっきりしない、もしかしたら膿が外に漏れているかも知れない、ということで、造影剤を入れて撮影となった。造影剤の体験は異次元な感じだった。造影剤は温められているので、太い血管から造影剤が駆け巡っていくのがわかる。血管はちゃんとつながっているんだね。日常生活で血管を意識することなんか無理なわけだから、たいへん面白い体験だったと言える。陰嚢周辺にたどり着いたときに、ギュン!っとなったんだけど、温度に敏感だから?なんだろうな。

病名確定

結局、自己診断の通り虫垂炎だった。疑われていた膿の漏出はなかった。ただ小腸と大腸がつながる回盲部も炎症があって、手術が難しいので(大腸と小腸をつなげる手術になる)保存的療法で行きましょうということになった。抗生物質の投与で経過観察。
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~12月27日まで 入院

22日、23日と絶食になる。点滴をしているからか腹が減るというよりは、口がさみしい感じになる。なので、空腹時のイライラ、みたいなのはなかった。24日からご飯が出ます、ということで楽しみにしていたのだが…

不味いスポーツドリンクみたいなのが出てきて笑った。
なぜかやたらとメシ通の記事が目に入るし、ざんげ飯とかふたりのソロキャンプとかご飯系のマンガを読んでいた。なぜなのか。
25日の飯はどうかと思ったら、またもや液体だった。 この日は向かいのベッドの患者がカップ焼きそばを食べ始めて、匂いの暴力を実感したりした。
26日の飯は軟飯で、The病院食という趣。美味しくはない。というよりは、味が、ほとんどないよね…。

インターネット

病院にwifiがなかったので繰り越し続けたスマホのギガが全部吹き飛んでしまった。まあ、Switchのゲームダウンロードしたりしたしな…。これ以上入院が長びく場合どうしたらいいのやら。物理本はかさばるし…。

コロナの影響

コロナの影響で面会は一切できなくなっていた。また、2つの病棟に別れているのだけれど、片方の入り口が封鎖されていて、人の出入りが制限されているようになっていた。早期に診断してもらって入院できて良かった。医療崩壊が起きたときに、こういう病気がどう扱われるのかはわからないけど、医師や看護師が疲弊していったときには確実に影響が出るので、ちゃんと医療が提供されていることにめちゃくちゃ感謝していた。

退院

最初の診断でどれくらい入院か聞いたところ、最低でも1周間はかかるしもう少しかかるとのことだったが、1週間の入院で済んだ。結果的に手術も回避できて全部丸く収まった。

大腸検査日記

大腸検査に行った。


二週に渡り、便器の水が鮮血で赤く色づくほどの便がでたので、これは!と思って消化器科に行った。一度目の出血は、痔再発かなと思っていたけど、二度目は流石に看過できなかったのであった。痔の治療は三回すべて終わらせたのだけど、最後の治療確認が新型コロナの影響で有耶無耶になり*1、本当に治っているのかわかっていないという状態でもあった。

かくして、消化器科に行き、状況を伝えたところ、特に肛門を見ることもなく、病院の方針でこういう場合は必ず大腸検査を行うことにしているという旨の説明があった。大げさなような気もするし、あの血を考えると大げさでもないような気もする、大げさでなかったときのほうが問題は大きいので大腸検査やよし、という気持ちになり予約した。
大腸検査では、腸の中を空っぽにする必要があるので、前日は低脂質・低繊維質の検査食を食べる必要がある。胃のバリウム検査は前日の夜から少し意識すればいいくらいだが、人間の管は長く、前日から飯を調整しないといけないのであった。
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Newサンケンクリン | 病院・施設用商品 | キユーピー
これで2000円、保険適用外、意識を持って以来もっとも質素な2000円の食事な気がした。なお、味の方は梅かつおふりかけなど濃い目の味がしっかりついていて、案外悪くない感じではあった。
この日はコストコに行き、妻が帰りの車で180円のホットドッグを食べていたりもしたのだが、案外空腹が加速して機嫌が悪くなる、ということもなく平然と過ごせた。朝食のお粥が腹に溜まっていたというのもあるだろうし、一回限りの食事制限だからイベント的に楽しんでいたからというのもありそう。Newケンサンクリンが間食を入れて一食あたり500円と考えると、コストコのホットドッグの偉大改めて浮き彫りになったと思う。
前日の最後は、下剤で締める。これまで飲んだ下剤は、胃のバリウム検査後にいただける小さい錠剤だけだったが、あれは弱い下剤であり、強力な下剤はマジですごいということを知った。仔細は省くがケツから液体がめちゃくちゃ出てくる。下痢ではなく液体が出てくる。
次の日お医者様より下剤を飲んでから実際に便が出てくるまでの時間を聞かれ、その長さで腸の長さを推測されており、なるほどと感心させられた。ちなみに私の腸はそんなに長くないそうです。
当日は大腸内視鏡検査と大腸バリウム検査が行われた。
こういうのを読むと、大腸内視鏡検査難しそうだし、痛かったらやだな…と思っていたが、全然痛くなかった。最初に肛門を開くときは流石に違和感があるが、基本的には何事もなく終わった。そして、痔もほとんど治ってることが確認された。
バリウム検査の方は、腸に空気を送られたりバリウムを入れられたりし、一瞬にして腹が膨れる感覚に陥ったり、便意を催したりして苦しいながらも面白い体験だった。便意トリガーの存在を意識させられるというか……人体のセンサーの単純さを感じるみたいな??まあこれも特に痛みはなく、便意の苦しみもそこまでなかった。
検査の結果、大腸は全く問題なしということだった。よかったよかった。血便は痔の周りでどこかが切れたのかもねということだった。二回目の血便以降、血は出てないので、まあそういう感じにも納得感がある。7000円弱かかったけど、自分の腸のことを知れたり、いい経験だったという気持ちが強い。

*1:オフィスに出社しなくなり、オフィスから更に遠い病院に行くのが面倒になってしまったのだった

ピクミンをクリアしたら子供が泣いた

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ピクミン楽しんでやっているなーとは思っていたけど、まさかピクミンをクリアして泣く*1とは思わなかったというのが正直なところ。聞けばドレイク号が星を離れ、ピクミンとお別れしなければならないのが淋しかったらしい。なんてかわいいんだ…。そしてなんてゲームに真面目なんだと思った。
ただテレビゲームがやりたいだけなのかと思っていたんだけど、彼は本当にピクミンの世界観に入って楽しんでいたのだなと、こちらも感動してしまった。

「過去に戻す」機能と、クリアデータの説明の難しさ

ゲームをクリアすると、セーブデータはクリア状態になる。セーブデータ選択画面でそれを選択すると、いつもの画面に移るが、「過去にもどる」しか選択できない。過去に戻ればばまたプレイすることができるんだけれど、離れたはずの星に戻り、助けたはずのオリマーさんやボスも復活してしまう。何度か説明したんだけれど、よくわからなくて混乱していたようだった。確かに過去に戻す機能は、ゲーム的には必要なギミックで、これがないと完全に詰んでしまう。…とは思うけれど、この機能は物語とは一切関係なく、なんの説明もない。エンディングでピクミンとお別れしたはずの彼にとっては、受け入れがたい仕組みなのだろうな、と思った。お父さんは、その姿勢正しいと思うよ…。

物語とゲームオーバー

ただ、厳密にゲーム内の物語を受け入れているわけでもないらしい。ボスが怖くて先に進められず、何度も何度も食糧不足になりゲームオーバーになっていた。ゲームの中から見れば、食糧不足になり3人は死ぬという極めて悲劇的なイベントが発生する。いくらでも増やせるピクミンがボスに食べられて減ってしまうよりも悲劇のはずなんだけど、全然気にする素振りがなくて、ゲームオーバーの接近によるケツたたきが機能していなかった*2
これは腹減った的な描写とあのときこうしていれば…というメッセージが出るだけで、悲しいイベントだというのが伝わっていなかったというのと、一日戻すだけだと基本的には何も状態が変わらないので、エンディングのような物語の推移が発生していないから何も違和感がないというのが、理由として挙げられそう。

子供にピクミンはどうだったか

全体的に良かった。先に進むために今やらないといけないことを書き出して一緒に分解したりできるのが楽しい。

オリマーさんをみつけるひつようがある

オリマーさんはどこにいる? ⇛ さいかいのはなぞの

さいかいのはなぞののどこにいる?

みたいな感じで整理していくのは良い体験だった。なんだか「効率第一。ダンドリオン」みたいですね。

とはいえ、全部マッチしたなというわけではなくて、


のうちの、特にボス戦が難しいのが一番のハードルで、これはどうにも改善が難しいなと思った。カメラを動かしてボスを視界に入れながら逃げながらピクミンを投げて攻撃する、という操作は大人でも難しい。それでピクミンが殲滅されると「ほら〜〜〜〜難しいっていったじゃん〜〜〜😭」という感じになる。確かにボスはでかくて怖いのに加えて、強いとなると確かに逃げたくなるよなとは思う。が、いつまでも臆病風に吹かれていては成長はないので、いける頑張れとケツを叩き、ボスに負けたとしても挑戦したことを褒めて、その後僕がボスを倒すことで先に進むことで解決とした。まあ、これはしょうがないと思う。

まあそもそも…

このゲーム、4歳児は対象にしてないと思うので色々しょうがないね。

過去の日記

airreader.hatenablog.com

*1:号泣ではない

*2:ゲームオーバーになるから「果物を集める必要がある」「ボスを倒して先に進む必要がある」となることを期待している

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たまたま地上波TVを見ていて、ピクミンのCMが流れた。長男が珍しくこれやりた〜いと言っていたので、体験版をダウンロードして与えてみたところ、かなり気に入ったようだったので買った。

その結果、ピクミン中心になり、ピクミンをやりたいがために、子供の生活リズムが整うという状態になっている。ピクミンが子供を動かしている風情がある。