実家から甘夏が大量に送られてきた。そのまま食べたりはちみつに漬けてみたりしたけど、まだまだあるので、ゼリーを作った。日常ではゼリーを食べる方ではないのだけれど、果肉をくりぬいて甘夏をカップにする、という形式で作りたくなったのが動機の大きな部分。
手順
- 爪を切る
- 爪と指の間には雑菌がたまりがち。この手順を飛ばす代わりに、ブラシで爪と指の間を洗うのでも可
- 手を洗う
- 手指の汚れや微生物を除去を目的とする
- 甘夏を水で洗う
- 土がついていたり清潔とは言いがたいし、食べようと皮を持った時に砂が手についたら美味いもまずいもなくなる
- ヘタから1センチ位下を包丁で切り落とす
- ここは甘夏の中央部から上にずれてすぼまりつつある部分になる。すぼまっている部分で切り落としたほうがくりぬいた感がでていい感じになるからである
- 開口部にスプーンをつっこみ果肉をほじくり出す
- とりあえず、突破口を開く、本格的に果肉を取り出すのは次の手順
- 親指をつっこみ、房の皮と甘夏の皮の間に指を進め、房と皮を切り離す
- 甘夏は皮も房の皮も硬いので、簡単に切り離すことができる
- 皮の外周に沿うように更に指を進め、任意のタイミングで房を切り離し目の細かいざるに出しておく(当然ざるの下にはボウルを置いておく。ボウルがないと机が水浸しになる)
- 果肉を全て取り出すと、空になった甘夏に水を入れ、白い繊維質っぽい所に水をちょっと吸わせておく。また、その際甘夏容器の容量を測っておく。今回は250mlだった
- あとでゼリーの原液を流しこむが、それが必要以上に吸われないようにするため
- 果肉と房の皮、種を分離し、房の皮と種は捨てる
- 皮は苦い。種は食べられない
- 果肉をスプーンもしくは木べらで押しつぶすようにして、果汁だけを回収する
- ざるにはさっきまで果肉だったはずの果肉の皮の集合体が残っている。良い色だったので、ちょっと食べてみたが不味かった
- 原液を甘夏容器の容量に合わせる。オレンジジュースを足すもよし、もう一個甘夏を処理するもよし
- めんどくさかったのでオレンジジュースを足した
- ゼラチンリーフ2枚を水に漬けておく
- そうしろとゼラチンリーフのパッケージの裏面に書いてあったから
- 裏面の説明書きより少なめにする
- 原液の半分を鍋に入れ沸騰させ、火を止める
- 砂糖を大さじ1くらい入れる
- お好みで、ということなので入れなくてもいいかと思ったけど一応入れた
- ずるずるになったゼラチンリーフを鍋に投入し溶かす
- 残しておいた半量を鍋に投入し混ぜる
- 甘夏容器に原液を入れて、冷蔵庫にいれて2〜3時間待つ
- 甘夏は何かのお皿の上に置いておくと、万が一こぼれた時に冷蔵庫が汚れ無くて済む
- 完成
これで尋常ではないほどプルプルして酸味がピリリとくる非常に美味しい甘夏ゼリーとなった。なお、一度失敗していて、以下の教訓が得られた。上の手順にはそれが反映されている。
- 果肉は潰して果汁だけを取り出すこと
- まあ、果肉は入れてもいいとはおもうけど、入れ過ぎるとゼリーの筋の役割になって硬くなる気がする。スプーンで掬った時の見た目も悪い
- ゼラチンリーフは少ないくらいがちょうどよさそう
- 裏面の分量通りにつくるとちょっと硬すぎるし、切断面にゼラチン感が出てくる。これはうまくない
以上