日直地獄

小学校では事件が起きる

商売道具であるところのPCを自宅に忘れた。間抜けである。しかも、道中で気付いたのではない。会社の下でおにぎりを購入して、ビニール袋を机の上に置き、さてPCを電源に繋いでおにぎりを食べながらネットでも見ますか、とパソコンを鞄から取り出し…というところで気付いた。その直前まで鞄が存在していると思っていたのだ!

振り返るとこのようになった要因はたくさんあった。

  • 生来の忘れ物を得意とする気質
  • 会社への途中に用事があったこと
    • そしてその用事に遅れそうだったこと
  • 寒い
  • 腹が減っていた

もともと持ち物への意識が弱く常人の2/3程度しか覚えていられないのに加え、用事とその遅れで1/3が占拠され、さらに寒さで1/3が占拠される。ここに会社のPCが入るスキマなどなかったのだ。用事が済んだあとのスペースは、「コンビニで飯を買おう」と「寒い」が無限に増殖していくだけで他に思考が生まれる隙間はない。

じゃりン子チエに、この事を見事に表現したエピソードがある。テツがヤクザの賭場に参加しているが既にビルが警察に包囲されている時に、チエちゃんがネガティブな発言をした時の婆さんの返し。

今回、死にたい、には至ることはなかったが「ひもじい」「寒い」が思考を奪うというのは合致している。今回の事案で悪かったのは寒さと空腹だったということで、暖をとったり家でご飯を食べたりなど再発防止策を進めていきたい。