まもるくんが遊びにいったあとの、だれもいない部屋。おしゃべりをはじめたのは、まもるくんが、いつも使っている文房具たちでした! えんぴつ、消しゴム、色えんぴつ、ボールペン、修正液、砂消しゴム……子どもたちにとって身近な文房具が、それぞれ「かくこと」「消すこと」について、原理としくみをご紹介。ふだん、なにげなく使っている小さな道具には、技術と工夫が、いっぱいつまっています。 文房具のやすみじかん|福音館書店
図書館で借りた。息子は完全にハマって、毎日これを読んでいる状態になっている。返すのが寂しいと言ったので延長したし、まだ毎日読んでいるので、改めて買ってあげた…。この絵本を見つけたとき、絶対これ息子は好きなやつだなとは思ったけど、まさかここまでとは…。俺の選本眼は確実に向上している…。
こういう仕組みを説明するシリーズはいくつか見せてみたけれど、意外と車が動く仕組みなどは刺さらなかった。しかしこの本はとても刺さった。
理由としては、
- 鉛筆や色鉛筆、消しゴムなど身近な道具を題材にしている
- 仕組み主体ではなくて、お話の中に解説が入れられる
辺りだろうか*1。
例えば、鉛筆は消せて、色鉛筆はなぜ消せないのか?については、消しゴムちゃんは鉛筆くんの跡は消せるけど、色鉛筆が自由に書いた跡は消せないので怒っている、という流れで紹介される。
また、消しゴムの役割は消すだけではない、それと同様に鉛筆が消すことも出来るといった、別の視点も盛り込まれているのも良かった。
福音館の科学シリーズ、他の本も気になってきた。
作中に出てきた砂消しと修正テープが買いたいと言うので買った。修正テープは私も活用させてもらったが、2日くらいで一巻き全部使い切ってしまった。修正するために絵を書く、みたいなことをやっているので当然だ…。砂消しは…この先使い所はないだろうと思うが、思い出になったらいいなと思っている。
*1:他の仕組みの本は図鑑ぽくなりがちだし、寝る前に読むには不適というのもありそう。