ビハインド・ザ・カーブをみた。アメリカの地球平面主義者達を追ったドキュメンタリーだ。地球平面主義者とは地球は球ではなく、平面であると主張する人々を指す。アメリカではそれなりの広がりを見せていて、それなりの規模のコミュニティになっている。
メモ
- 主張は明らかにバカバカしいし、一蹴されるとものだとは思う
- とはいえ、「海の向こうにシアトルが見える。球体だったら見えない」みたいな説明をされる
- これが事実なのか、どのように反証するか、は僕個人では持ってない
- ではなぜ、一蹴するかというと、過去の書物、映像、科学的な証明手続きを信じていて、それに全くそぐわないからだと思う
- 脆弱といえば脆弱。しかし、人と手続きを信頼していくしか無いとは思う
- そういう点で、自分とそれほど大きな乖離があるとは思えないし、めちゃくちゃバカにはできないよな、とは思う
- 見ているとなんだか結局コミュニケーションとコミュニティの問題なのかなと思う
- 世間一般から弾かれた人たちが集まって珍妙な説とコミュニティを形成している
- 絶望的なのは、そういうところにたどり着いて集合しても、地球平面主義者にも派閥が誕生し、地球平面主義者が地球平面主義者に向かってCIAの手先だとか噂を流しはじめる
- 噂を流された当事者は、そういう言いがかりに対して反証できないということに気づく。そして、自分の主張もそれと同じ?と思い悩む
- 地球平面主義者専用の出会い系サイトがあるのは面白かった。まあそうだよねとは思う
- 地球が球体であることを、ジャイロを使って証明しようとして失敗するシーンが印象的
- その成果をセミナーで発表しようとして、発表する内容が無いと困惑したりしていてかわいそう。証明できたんなら球体側に転向したら良いのにとは思った
- 球体なのは信じられないけどジャイロの科学は信じるんだってのは不思議
まとめ
- やっぱり分断が一番よくねえなと思った
- FLATEARTH Tシャツは欲しい