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日直地獄

小学校では事件が起きる

ひみつ道具・あべこべミラー

「アベかコベかは主体によって決定されるんだよ」 ドラえもんは残念そうにそう言って、僕にあべこべミラーを差し出した。僕はもうこの貧乏生活には飽き飽きしていたし、あほみたいな仕事もしたくないし、この先も幸せなんてないだろう。それならさっさとドラ…

夢の中学校

英語教師「Repeat before me!」 盆暗生徒「は?」 英語教師「Shut up!」 教師はチョークを投げた。生徒は二指真空把で対抗。チョークの外側を0.5ミリほどすり減らしたものの、チョークはそのままおでこに突き刺さる。白いチョークがじわじわと真っ赤に染まっ…

日直物語(5)

男子全員欠席事件(4) リュウジの目の前に見える大きな足。彼が知っているこの時代には、これほど大きな足はマンモスしかいないはずだった。しかし目に映るのは爬虫類系の皮膚。これはリュウジの知っているマンモスや象の類ではなかった。 リュウジは恐る…

日直物語(4)

男子全員欠席事件(3) おひさまは常に東から上り西に沈んでいく。日没、それは彼らが一日を乗り越えた証。その証の収集こそが彼らの勝利条件だと考えていた。時を遡るごとに筋肉質の男性性の重みが増すはず、時間を遡った果てにある勝利を信じて一日一日を…

日直物語(3)

男子全員欠席事件(2) 放課後、男子は示し合わせたように、全員トイレに集まっていた。もちろん、示し合わせたわけではなく、ナンバー8の悪虐非道ぷりを目の当たりにし、全員が全員ともしょんべんをちびっていたからである。ヒロシ(理科委員)が流しで下…

日直物語(2)

男子全員欠席事件 1学期が終了し、楽しい楽しい夏休みが終わり、また学園のアイドル【しょうこちゃん】と素晴らしい共同作業が始まる…はずだった。 始業前、クラスの男子(6‐3)の男子全員が校門前に一同に介していた。表情は一様に薄笑いをたたえ、一見…

日直物語

せっかく好きな女の子(学校のアイドル)と同じクラスになったのに、どう計算しても同じ日に日直当番にはなれないようだった。 だから僕は自分に嘘をついた。僕は日直の仕事が大好きなのだ。だから他の男子は日直しなくていいのだ。 そうすれば僕は彼女と月…

なつやすみのえにっき

たぼし人っッとたうぼいしでンぱふん虫虫、き。くまとてコこ。をくほっ、だりじではとよょ はいもいにろ たたうこみがお山しありしう とまわるだが しちてをんぜとくたんにまは うしらのけ、 かはきしな!こん。まいつふ にたいをアぼ め、なまな﹂はが りき…

スピンオフ二題

子供「インターネット買って!インターネット買って!」子供の母「わがまま言うんじゃありません!」子供「やだやだ。買ってようー」子供の祖父「仕方ないなあ、おじいちゃんが買ってあげよう」子供の母「いけません、おじいちゃん。また甘やかして。」子供…

マルワカフーセンガム爆発しろ

1.あいつと目が合ってしまった。あああ、にやにやしながらこっちを見ている。横着に机に脚をのせ、ガムを膨らませながら。手下の二人がこっちにやってきた。ああ今日もまたよく分からん因縁をつけられるんだろうなあ。もういやだ。あいつのマルワカフーセ…

ちょっとだんさん

するってえと、なにかい? お金がねえと文化が享受できないってのかい? そんな折りファ文に二本投下。

更新情報

ファック文芸部にて。 芋伝説 張り巡らされた芋の茎をいかれたサイエンティストが通信回線として転用するとか、芋ほりお見合いとか考えたけどこれに落ち着いた。

更新情報

ファック文芸部に創作一つ。 ITAKO接続

Sub:あけましておめでとうございます

元日の夜、知り合いの腐女子の方から賀正を祝うメールが来た。そのメールには、「去年は沢山お世話になりました。」と書いてあるのだが、多分去年は彼女に一度も会ってない。これが意味する所を考えていくと、私が腐女子的に消費されていったのではないかと…

西から昇ったお日様が 月になって沈む

ある時、西から太陽が昇った。 老人は外を眺めて首をかしげた。 気づいたある人は写真を撮った。しかし動きはわからなかった。 またある人は動画で撮った。しかし方角がわからなかった。 赤ん坊は西も東も関係なかった。 人に言ってもボケか法螺吹きかという…

若ガエル 老ガエル

どうもちょっぴり風邪気味で、気力体力ともに落ち込み、すなわち外に出るのもままならず、したがって、家に食べるものもなく、飲むものも水道水ぐらいしかございません。冷凍庫にて発見したロックアイス(溶けて固まり繋がって、もはや巨大な氷と化している…

ラブレター

私はあなたを振り向かせようと必死だった。あなたが好きな物は何でも追いかけた。食べ物でも、本でも、映画でも、洋服でも、何でも。すべてをあなたと重ね合わせようとした。そのためなら何だってできた。本当にあなたが好きだったから。 でもあなたはぜんぜ…