日直地獄

小学校では事件が起きる

Googleカレンダーの複数のカレンダーに一気に休みを登録できる「すやすやおやすみさん」を作った

仕事でGoogleカレンダーを使っていて、会社の休み取得のルールがあったり、複数のチームに所属している、などで複数のカレンダーに休み登録をしないといけないということはある。また、休みなのに「時間を探す」で誤って時間を抑えられてしまわないように、自分のカレンダーに10-19など勤務時間全部を「やすみ」カレンダーでおさえる、といったこともある。特に病欠などでは、スマートフォンからこれらのカレンダーに入れていくのは大変な作業である。

そこで、すやすやおやすみさんというツールを作成した。

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使い方は「送信先管理」から登録したいカレンダーにチェックを入れ、休みたい期間を選択し、登録ボタンを押すだけ。そうすると、登録したカレンダーに終日予定で休み予定が入り、自分のカレンダーに10時-19時で休み予定が入る。また、送信先カレンダーは保存されるので、次からは期間と登録ボタンだけで良く、スマホに登録しておくと大変便利。僕はこれがないと休みを登録するのが苦痛になる体になってしまった。

Google Apps Scriptで動いておりますので、こういうニーズある!という場合には下記のリポジトリからコードを取得して自前で立ててご利用ください。
github.com

あと、一応下記のURLで使えるようにしたけど、個人のGmailで複数のカレンダーに登録したり、10-19時で休みを確保ししたいことは無いはずなので、業務利用しか想定できない。しかし、カレンダーは業務情報の塊であり得体も知れないアプリケーションと連動するのは怖いと思うし、僕だったら使わないので、この行為に意味があるのかという気もする。
すやすやおやすみさん

余談

ソースコードをリモートに上げるのをすっかり忘れており、かつ忘れたままMacが故障してしまいソースコードを紛失してしまうということが起きた。GASでは動いているのだが、ウェブのUIを見に行ってもソースコードが存在しない。なぜ動いているんだっけって不思議に思っていたのだが、deploymentを使って production と development に分けて開発しており、ソースコードは直接そこにpushしていたのだった。過去の私、開発環境整えてて偉すぎる。その発見によりようやくサルベージできたんだけど、もともとtypescriptで書いていたので、コンパイル後のソースコードしか手に入らなかった。まあ全く難しいことしてないので、ほぼ影響は無さそうである。