ちょっと前に大阪中之島美術館で開催している大カプコン展に行ってきた。大人3000円で結構高いなという印象であったが展示自体はとても良かった。ちなみにすぐ隣に大阪市立科学館があるので、子連れはそちらにも寄ると良い。うちの子供達は大いに楽しんでいた。
daicapcomten.jp
ドット絵エディタの展示やモーションキャプチャなどの展示も良かったが、企画書が良かった。かなり企画書の完成度が高い(実際にリリースされたゲームと近い)が、この企画書はどのタイミングで上がったのかは気になってる。


個人でゲームを作っていると、ストーリーや基本的なゲームシステムを決めているものの、細かいところは作りながら発案・調整ということがよくある。エフェクト・演出なんかはかなりコロコロ変わるので、ロックマンの武器案やStreetFighter2のモーション案などが企画書として紙で出てきているのはやっぱプロは違うな〜と思ってしまった。
まあ、個人開発においてはプロジェクト進めるための合意も不要だし、他人への説明も不要なので企画書は必要ないのだが、自分の認識を確固たるものにするためにも 『「レベルアップ」のゲームデザイン ―実戦で使えるゲーム作りのテクニック 』にかかれているような、ワンシートやテンページャくらいは用意しておけということなのかもしれないとも思った...。また、こういう思索ができるのもゲーム制作でゲームに対する解像度が上がったからであると思うので、嬉しいことだなとも思った。



