日直地獄

小学校では事件が起きる

「あいうえ おりょうり めしあがれ」感想

あいうえ おりょうり めしあがれ (こどもプレス)

あいうえ おりょうり めしあがれ (こどもプレス)


 3歳6ヶ月の息子がケラケラ笑いながら読んでいたので、完全に良い本であった。

「あおうえ おりょうり めしあがれ」は、新鮮な「あいうえお」を使って、料理を作るという内容。つまり何かと言うと、アナグラム
 例えば、ザルに「いかすれーら」が載っていて、これを料理すると「カレーライス」が完成する、というもの。これがかなり強力なフォーマットで、適当に並べた「いかすれーら」の語感で子供はケラケラ笑うし、完成したものも大喜びする。それだけではなくて、「つきみうどん」を「つみきうどん」に間違えて料理したりもできる。子供は、またそのビジュアルに爆笑する。さらに、最後のデザートにおいては、好みに合わないデザートを更に並び替えて、別のデザートに作り変えたりする。

 最初から最後まで飽きさせない仕掛けと可愛い絵柄に親も子も満足した絵本でした。