例の任天堂のゲームプログラミングゲームを買ったところ、長男.5.6 がドラクエビルダーズ2から乗り換えてそっちばかり遊んでいる。意外な感じだなと思ったけど、今の所ナビ部分を遊んでいて目的がはっきりしているから、ゴール感という意味では他のゲームと差はないのかな。まあ、ビルダーズ2でも特に目的に迫っていく力が働いていなかったのでゴール感の有無はそもそもあまり関係ないのかもしれない。
こどもとゲーム時間と想像力
我が家では、みまもりスイッチで1日1時間半と設定している*1。
ゲーム作成は結構頭使うので1時間半の制限をなくしてもいいのではないかと思っていたこともあるが、一気にやらせず1時間半ずつ進めて、睡眠時間を挟んで定着させる方がいいんじゃないかと思い直すようになった。
時間切れになったとき、またナビをクリアした後、自由にゲームを作れるようになった時必要になるのは、コンソールを触ることではなく想像力であり、それは紙でもできる。ということで、「紙にゲームの設計図をかいてみたら?」と提案したところ、
設計図にモノノードンを描きはじめた。そうなるのか、なるほど面白い、と思った。しかしながら、全てにこれを描き始めると異常に時間がかかってしまうので、要らないかもねという話はした。この辺の干渉が正しいのかどうか*2はあまり自信がない。
こどもとメカニクス
ゲームのルール(システム、ゴール)を考えるのはなかなか難しい。ゲームを面白くする仕掛けを考えるのは更に難しい。こどもの様子を見ていたところ、弾がすごい勢いで出たり、エフェクトが出たりするだけで爆笑してしまうので、システムとしての面白さまで進むのは難しそう。ルール作りを楽しめるようになるのはまだ先かな、と思っている。
こどもとゲームづくりの難しさ
こどもはナビに導かれるままゲームを作れており、チェックポイント(レッスンのおさらいみたいなやつ)以外は、すべてクリアできていた。ナビにおまかせという感じで、どこまで理解できているのかはわからない。絶対値ノードンとかそもそも難しい概念もあるが、それ以前にマイナス数、小数点も知らないし、円の角度は360度というのも知らない、x軸y軸z軸も知らないので、子供にとって理解し難いのは当たり前である。コレ全部算数なんで算数が大事だよ!という話につなげられるのはいい。
チェックポイントの最後の方は普通に難しい。下の論理回路とか5.6歳が読み解けるとは思わなかったし、こどもにコードを説明するにも入力が複数あるので、逐次的にワイヤーを追って説明するのが難しく、困ってしまった。僕が論理回路ほとんど読んだことがないというのもあるだろうが…。
今後、ゲームを作っていくときには、レッスンで作ったゲームの拡張か、親と一緒にゲームのルールを考えて、一緒にゲームを作っていくと良いのだろうなと思っている。
守りたい、親の威厳!