日直地獄

小学校では事件が起きる

絵本「じめんのボタンのナゾ いちばんえらいボタンをさがせ🔎」 を読んだ。子供の好奇心をどうアシストするか

小学2年の夏休みの自由研究が本になったもの。

そういえば、自分も下校時、地面のボタンをよく見ていたし、あまり見ない色を発見すると友人と大喜びしていたという記憶がある。ただし、これは何なの??、という話はしていたものの、それを解決しようとは思ってなかった。そういう記憶があるので、疑問をそのままにしないのはすごいなと思うし、親としては子供との関係性が羨ましい。ちゃんと作っていかないとな…。
一点だけ困った点としては、ボタンに興味をいだいてしまい、道にボタンがあると手をつないでいても振り切ってボタンに駆け寄ってしまうこと。後ろから自転車が来てたりするので危ないよ、と注意はしているんだけれど。

少しこの本のことを調べていたところ、本に出てくる「(実際にボタンを設置している)富山県土地家屋調査士会への質問の場面」の、調査士会側の記録が出てきた。
tomicho.com

娘の抱いた疑問になんとか答えてあげようと努力するお父さんの直向きな姿勢に、私たちは心の角が取れていくかのような感覚を覚えました。

おそらくこの子供からの疑問に対する第一弾の回答としてはインターネットで調べるとすぐに出てくるはず(2011年でもおそらく出てくるはず)。でもそうせずに、ボタンに書かれている情報から調査士会に問い合わせ、面会に行く。親が答えだけを提示せずに子どもと一緒に調査の手続きを踏むのは素晴らしいことだなと思うし、親にも相当の努力が必要だろう。自分には出来るだろうか…。




めちゃくちゃどうでもいい話なんだけど、この作品は、全国小中学生作品コンクール生活科部門の最高賞を受賞している。それにより、このブログの「生活科」カテゴリを満を持して付けられた。